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お気に入りの服は誰でも長持ちさせたいですよね。そんな時、悩ましいのが洗濯や保管ではないでしょうか?洗濯や保管の失敗でせっかくのお洋服をダメにしてしまったら悲しいですよね。

今回は、そんな失敗を防ぐために様々な素材の特徴を詳しくご紹介していきます。素材の知識を身に付けて、お気に入り服の寿命を延ばしましょう。

洋服の素材の基本知識

まずは、最低限知っておきたい素材の基本知識をご紹介します。

素材には特徴がある

洋服のタグを見ると様々な種類の素材が表記されていますよね。あまり気にされていない方も多いかもしれませんが、実は素材によってその特徴は大きく異なります。

メリットデメリットを知ることで取扱いにも役立つ

「素材の知識なんか身に付ける必要あるの?」「アパレル業界の人だけが知っていればいいんじゃない?」と思われている方も多いかもしれません。もちろん、アパレル店員の方には仕事で大いに役立つ知識です。

しかし、素材のメリットデメリットを知ることはアパレル業界ではない方にとっても、洗濯や保管など自宅での取り扱いに役立てることができます。

せっかく洋服を買ってもダメにしてしまうという方は素材に合ったお手入れが出来ていないことが原因かもしれません。それぞれの素材に合ったお手入れを行うことで服の寿命が延び、おしゃれがより楽しくなるはずです。

天然繊維と化学繊維に大別される

素材には大きく分けて2つの種類があります。その2つとは天然繊維と化学繊維です。天然繊維には綿(コットン)や麻、毛やシルクなどがあり、化学繊維にはポリエステルやアクリル、ナイロンなどがあります。

「天然」という言葉から天然繊維の方が優れているように感じられる方も多いかもしれませんが、実はそうでもありません。天然繊維、化学繊維それぞれに長所と短所がありますし、化学繊維の技術は近年どんどん進化しているので、肌触りもよく扱いやすいものも増えてきています。

繊維の種類

次に、繊維の種類についても知っておくと様々な場面で役に立ちます。

天然繊維

まず、天然繊維について解説していきます。天然繊維はさらに植物繊維と動物繊維に細かく分類することができます。

・植物繊維…綿(コットン)、麻(リネン)

綿(コットン)は日本の市場に出回っている衣類の約4割を占める素材で、皆さんにも馴染みの深いものだと思います。Tシャツやシャツ、トレーナーなどに使用され、着心地が良く汗も良く吸ってくれる素材です。洗濯も気兼ねなくでき、熱にも強いのでデイリー使いの服には最適なイメージを持ちやすいでしょう。

しかし、綿(コットン)は洗濯によって縮んだり、しわになりやすいという特徴もあります。そのため綿(コットン)100%と書かれている服を買う際は、毎回のアイロンがけを覚悟してから買った方が良さそうです。

ちなみに、しわをどうしても付けたくない場合は洗濯の際に脱水を行わないことをおすすめします。これは干したときに水の重みでしわが伸びながら乾くためです。冬場は乾くのに時間がかかりそうですが、夏場は試してみると良いかもしれません。

麻は通気性や吸湿性に優れ、涼しさを感じられます。熱を素早く放出してくれるので、汗をかく春夏にはもってこいの素材です。このシーズンの服に麻素材が多いのも納得です。ただ、丈夫で洗濯も簡単である反面、綿と同じくしわになりやすいのが残念なところです。

・動物繊維…ウール、カシミヤ、アルパカ、シルク

ウールやカシミヤ、アルパカは全て動物の毛を原料とした素材です。これらは冬のニットやアウターでよく使われるもので、保温性の高さが1番の魅力でしょう。ただ、洗濯すると縮んでしまったり、長期間の収納で黄ばみや虫食いが起きていたりとお手入れが大変な素材でもあります。衣替えで長期間保管する際は、防虫剤を使用したり、一度クリーニングに出してから収納することをおすすめします。

シルクは蚕の繭を原料としているもので、そのしなやかさや光沢から高級感のある素材として有名です。シルクのスカーフなどをコーデに加えるだけでも普段とは違ったおしゃれを楽しめます。しかし、ウールなどの毛と同様にお手入れは大変で、縮みや黄ばみなどに注意してください。こちらも洗濯する際はクリーニングに出した方が無難でしょう。

化学繊維

では、次に化学繊維について解説していきます。化学繊維も更に細かく分類することができ、その種類は天然繊維よりも多いので、今回は特に身近な再生繊維と合成繊維の2つを取り上げます。

・再生繊維…レーヨン

レーヨンは木材パルプを原料とした素材です。光沢感があり、鮮やかな色に発色することが特徴です。また、吸湿性が高いので、夏には涼しく着れるのも魅力です。ただ、洗濯するとしわになりやすいことや伸縮性に乏しく試着しないで買うと失敗しやすいことに注意が必要です。通販サイトなどで購入する際はサイズをよく確認してから買うと良いでしょう。

・合成繊維…ナイロン、ポリエステル、アクリル

ナイロンはスポーツウェアなどによく使われ、軽くて丈夫な素材です。水にも強く、濡れても水をはじくのでスポーツやアウトドアで着用するのに適しています。一方で、光によって変色したり、静電気が起きやすいのが難点です。干すときは陰干しするなどのちょっとした対策でより長持ちさせることができるでしょう。

季節に合った洋服の素材

素材の特徴がわかったら季節に合う素材の知識を身につけましょう。

一年間着られる素材

1年間を通して着られる素材として、シルクや綿、ポリエステルが挙げられます。シルクはその滑らかさと光沢から高級感のある素材なので、特別な日のために一着持っておくといいですしょう。シルクなら通年着用できますし、多少値段が高くてもコストパフォーマンスは良さそうです。

次に、綿とポリエステルは丈夫で手入れもしやすいので、デイリー使いに最適な素材です。素材としては値段も手ごろなものが多いので、気兼ねなく着用できます。

特に、ポリエステルは乾きが早く、しわにもなりにくい非常に頼もしい化学繊維なので、普段アイロンをかけるのが面倒くさい方にはおすすめです。しわが気になる方は綿を購入するとしてもでも綿100%ではなく、他のしわになりにくい素材と混ざっているものを選んでみてください。

吸湿性、放湿性のある夏素材

夏におすすめの素材には麻(リネン)やレーヨンが挙げられます。麻やレーヨンは吸湿性、放湿性に優れ、蒸し暑い夏を乗り切るのに適しています。汗をよくかくこの時期は洗濯にも強いと言うことなしですが、その点もこれらの素材は問題ありません。

保温性の高い秋冬素材…ウール、カシミヤ、フリース

冬におすすめの素材としてはウールやカシミヤ、フリースが挙げられます。これらの素材は保温性が高く、冬の寒さを乗り切るのに適しています。

冬は防寒のためにたくさん重ね着をして、どうしても着ぶくれしがちですよね。これらの素材を上手く取り入れれば、あまり重ね着をしなくても温かく過ごすことができ、そんな悩みも解消されるでしょう。

まとめお気に入り服の寿命を延ばしたい!素材の知識をつけてお手入れ上手になろう!

ここまで洋服の素材の特徴について詳しくご紹介してきました。服を選ぶ際にデザインや色、価格だけでなく、素材にも注目して選ぶとおしゃれの幅が広がるはずです。

また、購入した洋服の寿命を延ばすためにも素材に合ったお手入れは必要不可欠です。是非、チェックするようにしてみてくださいね。

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