最近、ビーズアクセサリーはとても人気で、キットなども市販されているので道具があればすぐに作ることができます。
ビーズアクセサリーは、細かいので手先が器用でないとできないのでは?と思うかもしれませんが、誰でも簡単に始めることができます。
ビーズアクセサリーを作るのが初めての初心者さんなら、少し大きめのビーズを繋げていくだけのアクセサリーもあります。必要最低限の道具をそろえて始めてみませんか。
今回は、ビーズアクセサリーを作るときに必要な道具と材料について詳しくご紹介しましょう。
ビーズと言っても種類はたくさんあり、シードビーズ、スワロフスキー、チェコビーズなどさまざまです。どれを使うかは、作りたいビーズアクセサリーや好みによって選びます。
テグスでよく使うサイズは、2~3号になります。数字が大きくなるほど太くなりますので、使う用途やビーズ穴の大きさで選びます。
はさみは、比較的柔らかいものを切るときに使います。9ピンやTピンなどの硬いものは、ニッパーで切らないとはさみの刃を傷めてしまいます。
・ピン:9ピン:Tピンの2種類は必須
9ピンやTピンは、ビーズを通して先端を丸めたり、パーツ繋ぎのアクセサリーを作ったりするときに使います。9ピンは、片方の先端が数字の9に似た形をしていて、ビーズを通して先端を丸め、両サイドにパーツを繋ぐタイプになります。
Tピンは、アルファベットのTに似た形をしていてビーズを通して先を丸めて使います。どちらのピンもさまざまな太さや長さ、色があるので、用途に合わせて使い分けるのがいいでしょう。また、9ピンの輪の大きさやピンの硬さは、同じサイズであってもメーカーによって微妙に違うことがあります。
・丸カン・Cカン:パーツ同士をつなぐために必要
丸カンやCカンは、ピンやチェーン、パーツなどを繋ぐためのものです。丸カンやCカンも太さや大きさ、色に違いがあります。丸カンはまん丸で、Cカンは楕円、三角カンは三角の形をしています。一般的に一番よく使うのは丸カンです。
・その他は、作りたいアクセサリーのレシピに合わせて準備
作るアクセサリーによっては、他にも用意しないといけないものがあるでしょう。例えば、ピアスやイヤリングを作るのなら、それらの金具もいるでしょう。テグスや糸を使うものなら端の始末のときにダルマチップなどの留め具が必要な場合もあります。
・やっとこ・ペンチ:ピン類を曲げたり丸カンを開閉する
やっとこやペンチは、ピンなどを曲げたり、丸カンを開閉したりするときに使います。ビーズアクセサリー用に購入するときは、先端がなるべく細くて、接合面に溝がないものがいいでしょう。
・ニッパー:金属パーツをカットする
ニッパーは、硬い金属パーツをカットするときに使います。ニッパーの先端は、なるべく細いものを選んでおけば、細かい作業がスムーズに行うことができます。ニッパーを使うときは、出来るだけ奥の部分でカットするようにします。そうすることで、安定したきれいな切り口になります。また、ニッパーは金属を切るので刃こぼれしやすいです。切れ味が落ちたなと思ったら、早めに新しいものと交換しておきましょう。
初心者がビーズアクセサリーを作る場合、はじめは簡単なものから作ってみることです。高級感のある凝ったデザインは、初心者には根気と時間がかかります。
まずは、最低限必要な工具と材料ではじめられる難度の低い簡単なものから始めましょう。
いろいろなアクセサリーの作り方は、ビーズアクセサリーの本やネットで検索することができます。本やネット動画で、簡単な図案を探しビーズアクセサリー作りをはじめてみましょう。
ビーズアクセサリーのキットは工具さえそろえておけば、すぐに始められるのでとてもおすすめです。気になる作り方も、キットの中に入っています。
大抵のキットの表面に、その作品作りの難度が星などで記載されていたり、でき上がり目安時間が記載されています。
また、キット以外に用意しなければいけないものもわかるので、自宅にないと思ったら購入することもできますね。
まずは、ビーズアクセサリーを完成させることが大切なので、簡単なものから始めてみましょう。
指カンは、大きい手芸店や専門店で取り扱っています。9ピンやTピンを開閉するときに便利ですが、平やっとこが2本あれば開閉は可能です。
小さいパーツなどを挟むときや、テグスを使った細かい作業に最適です。ピンセットには、先端が少しカーブのあるものとまっすぐに伸びたものがあります。両方をそろえておけば、より作業がしやすくなるでしょう。
目打ちは、アイスピックのように先端がとがった工具です。もつれたテグスをほどくときやビーズやチェーンの穴を広げるときなど、いろいろな使い方ができます。
ビーズトレイは、細かいビーズが転がるのを防ぎ、混ざることのないように、作業時に入れておくものです。ビーズトレイには、フチのあるトレイの底に滑り止めのようなものが付いていることもあります。
また、滑り止めの布やビーズマットなどもあるので、作業のスムーズさを考えてビーズが転がってしまわない工夫をしておきましょう。
ビーズケースは、ビーズがよく見える透明のケースがおすすめです。ビーズケースにきちんと分別することで、ビーズアクセサリー作りがスムーズになります。数が足りない時でもすぐにわかるので、ビーズの管理に最適です。
100円ショップなどでも十分ですが、フタをしたときに細かいビーズが別の場所に移動しないものを選びましょう。
ビーズアクセサリーを初めて作るときに最低限必要な道具は、ビーズ、テグス、はさみになりますが、9ピンやTピンを使うのならやっとこやペンチ、ニッパーは必要になります。
全くの初心者なら、パーツなどが全て揃っているキットがおすすめです。作成難度と必要な道具をチェックしてまずは簡単なビーズアクセサリーから始めてみましょう。
回数を重ねてビーズアクセサリーの作品が増えていくことで、作る楽しさと身に付ける楽しさの両方を味わうことができるでしょう。
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