キャンドルをより魅力的な作品に仕上げるなら、表面のツルツルさも非常に大切です。ではそのキャンドルの表面をツルツルにするためにはどうすればよいのか、また、でこぼこしてしまう原因は何なのかなど、ツルツルキャンドルにする方法についてご紹介していきます。
これを読めばあなたもきっと、ツルツルキャンドルを作製することができ作品の完成度もグッと上がること間違いなしです。
キャンドルを製作する際に同じ作り方であっても、表面のさわり心地に違いがあるという場合は、ロウの温度が原因になります。
実は、非常に繊細なのがロウの特徴でもあります。そのためキャンドルを製作するのが初めてという人の中には、ロウの温度を測るという工程をせずに、ロウが溶けたらモールドに流し込むという人が多いんです。
しかし、このときに温度が少しでも違ってしまうと、表面の質感に違いが生まれてしまいます。
このような理由から、キャンドルの表面をツルツルした状態に仕上げるには、キャンドルを製作する際のロウの温度が大切ということなのです。
表面がツルツルしたキャンドルは、さわり心地がとてもよいでしょう。火をつけているときはキャンドルを手で直接触るということはないと思いますが、火をつけていない状態の時からキャンドルはお手入れする必要があります。
このような時に手でキャンドルを触るという機会は意外とあるものです。
また、キャンドルは飾っておいて眺めたり、手に取って香りを楽しんだりと癒しを与えてくれるアイテムでもあるので、ツルツルしたさわり心地や質感はとても重要度が高いのです。
表面がツルツルしたキャンドルは、透明度も自然と高まってくるものです。そうなると、自分のオリジナルキャンドルの作品としても、完成度は非常に高くなりますよね。
せっかくキャンドルを自作するのであれば、完成度が高い魅力的なキャンドルを作製したいという人が多いはずです。自分の作品として素敵なキャンドルを作るためにも、表面のツルツルした見た目は大切なものとなってくることが分かることと思います。
キャンドルの表面がツルツルしているとさわり心地がよいだけでなく、容器からキャンドルを取り出すときにもスムーズになります。引っ掛かるようなでこぼこがないため、キャンドル自体を傷つけることもありませんよ。
表面がでこぼこしてしまうキャンドルの原因として最も多いのが、モールドに流し込む際のロウの温度が低いことにあります。
使うモールドによっては、ある程度ロウを冷まして流し込む必要がある場合もあるのですが、あまりにロウの温度が低いと、キャンドルそのものの品質に影響を及ぼしてしまう可能性があります。
ロウの温度が低いのに、モールドに流し込んでしまうと気泡ができやすくなってしまうため、注意が必要です。
では、温度が低すぎなければいいのか、というだけではありません。モールドにロウを流し込む際にロウの温度がどれだけ熱かったとしても、モールド自体の温度が低すぎると、キャンドルの表面はでこぼこになる可能性もあります。
キャンドルの表面がツルツルしたものを自作したい場合には、ロウを流し込むモールドとの温度差にも注意する必要があります。
ツルツルキャンドルを作製するには、耐熱性に優れた容器を用意する必要があります。
具体的には、アクリル製などの耐熱性に優れたモールドであれば、ロウが熱くても流し込むことができます。ロウが熱い状態で流し込むとツルツルキャンドルを簡単に作製することができますので、アクリル製または耐熱ガラスなどのモールドを使うようにしましょう。
ツルツルキャンドルを作製するには、モールド自体を温めておくことも非常に大切です。ロウとモールドの温度差をなくすことで、よりツルツルキャンドルを作ることができます。
モールドを温めるには、熱湯を入れておく方法が最適です。ロウをモールドに流し込む前に、あらかじめモールドにお湯をいれておき、ロウを流し込む直前でお湯を捨てて水気を拭き取ります。
ロウの熱い状態といっても、具体的にはどのくらいの温度なのか気になることでしょう。ロウの温度は約80から90℃くらいの温度がベストです。的確な温度を測るためにも、温度計を一緒に準備しておくと分かりやすいです。
温度計自体は安いものでも問題ありませんが、キャンドル作りに使うので料理に使う温度計とは別のものを準備しておきましょう。
ツルツルキャンドルを作製する場合、ロウ自体の温度が上がりすぎてしまうのにも注意が必要です。ロウの熱い状態といっても、適した温度よりも熱すぎるものは失敗を招きかねません。そのため、キャンドルを作製する際には、必ず温度計を準備して正しい温度で作るようにしましょう。
アロマキャンドルなど、香りのあるキャンドルを作製する場合、ロウの温度が熱すぎてしまうと香りも一緒に飛ばしてしまう可能性があります。そのため、自分がキャンドルを作製する場合には、香りを重視するのか、表面を重視するのかを決めてから作製するようにしましょう。
どうしてもツルツルキャンドルに香りをプラスしたい場合には、ロウをモールドに流し込んだあと少し温度が下がったところで香りを加えるようにすると、失敗せずにすみます。実際に試しながら加減をしてみてくださいね。
キャンドルをより魅力的な作品に仕上げるなら、ツルツルした表面の質感も大切です。今回のお話で、いかに表面のツルツルさが重要か、温度が原因ででこぼこになるという点などが理解できたと思います。
今回の作り方、ポイントを踏まえたうえで、キャンドル作製に取りかかってみてくださいね。
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