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美しいカリグラフィーに出会ったら、自分でも書いてみたいと思う人も多いでしょう。カリグラフィーを始めるときには、たくさんの道具は必要ありません。いろいろ揃えたい人は、学び始めてから買い足しても遅くはありません。

また、カリグラフィーの習得の仕方は、いくつかありますが、金銭面や時間などを考慮して選びましょう。自分に合った習得方法を選べるかが、カリグラフィーの習得の鍵を握っています。

今回は、初心者におすすめの方法について詳しくご紹介しましょう。

初心者がそろえる3点セット

カリグラフィーの初心者がそろえておきたい3点セットがあります。それは、基本的な道具のペン、インク、紙の3つです。これさえ用意できれば、今すぐにでもカリグラフィーを書くことができます。

ペン

基本的にカリグラフィーで使うペンは、ペン先の平たいものを用います。場合によっては、「カッパープレト体」などのように先端がとがったペンを使うこともあります。

書きたい書体やニュアンスによっては、平筆や面相筆を使うこともあります。
また、万年筆タイプやマーカータイプもおすすめです。万年筆タイプは、好きなインクを選んで使うので長持ちします。本格的にカリグラフィーをはじめたい人におすすめです。マーカータイプのものは、通常市販されている先端が平たくなっているマーカーを使います。キャップを取ればすぐに書けるので、インクを付ける面倒くささがなくなります。すぐに書いてみたいと言う人におすすめです。

最初の1本におすすめなのが、「パイロットのパラレルペン」です。これは、先端が金属でペンホルダーと一体になっているものです。インクカートリッジを差し込んで使うので、インクに付ける手間が省け使いやすいです。ペン幅は4種類あり、インクカートリッジのカラーも豊富なので、付け替えて何本かを使い分ける楽しみ方もできるでしょう。

インク

カリグラフィー初心者におすすめのインクは、「パイロットの証券用インク」などです。

パイロットの証券用インクは、黒インクで証券用として販売されているものです。乾きやすさと艶のある伸びが人気で、なめらかな書き味が楽しめます。漫画家や画家にも愛用者が多いインクです。黒色だけでなく豊富なカラーバリエーションを楽しむなら「パイロットの色彩雫」がおすすめです。カラーは、全24色で日本の季節にちなんだ美しいネーミングも素敵です。

また、滑らかで美しいフォルムは、日本パッケージデザイン大賞2011金賞にも輝きました。

紙にもいろいろありますが、練習用に適した紙はある程度の厚みがあり、質感が固すぎず、低価格であるという紙がいいでしょう。

カリグラフィーの練習用には、レポー用紙がおすすめです。たくさん練習しても気にならない価格です。ある程度厚みがあり、少し透ける紙であれば見本を下に置き練習しやすいです。「高級レポート用紙」と記載されていることが多いでしょう。

カリグラフィーの練習ポイント

カリグラフィーの文字の練習は、いくつかの基本を押さえておくと上達が早いです。慣れない初心者のうちは、見本や動画を見て丁寧に書いていきましょう。

文字と文字の間隔を均一にする

カリグラフィーの文字は、文字と文字の間隔が規則正しく均一になっています。文字と文字の間隔がきれいに均一でないと、見た目に美しいと感じづらいです。できるだけ気を付けながら練習していきましょう。

文字の角度をそろえる

文字の角度をそろえることはとても大切です。文字の角度がバラバラだとやはり美しくありません。

大文字、小文字の大きさをそれぞれそろえる

大文字や小文字の大きさをそれぞれそろえることも大切です。文字によって大きさにバラつきがでてしまうと、整った美しいカリグラフィーにはならないでしょう。

アッセンダー、ディッセンダー、ベースラインをそろえる

カリグラフィー用語になりますが、アッセンダー、ディッセンダー、ベースラインをそろえると美しい文字が書けます。

アッセンダーとは「Ascender」と書き、文字のバランスを示す言葉です。エックスハイト(小文字の高さ)より上の領域のことを言います。ディッセンダーは「Dscender」と書き、エックスハイトより下の領域を表しています。つまり、通常の大文字・小文字のそろっている下部分(ベースライン)から下のことです。

※「p」や「q」などは、ベースラインより下にはみ出ます。

初心者が注意したいこと

初心者がカリグラフィーを書くときに注意することがいくつかあります。カリグラフィーについて知ることから入り、更に知識を深めながら練習していきましょう。

いきなりアルファベットの練習から始める

・まずは線をひくことから

カリグラフィーは、アルファベット文字がきれいな美しい線で書かれているからこそ魅力的なアートなのです。自己流にならないように、まずは線を引くことから始めてみましょう。

姿勢が悪くなってしまっている

集中して練習するあまり、力が入って姿勢が悪くなることがあります。姿勢が悪いなと気付いたら、軽く腕を回すなどして筋肉をほぐしてから再スタートしましょう。

書いたものを見返さない、書くだけ

自分の書いた文字の間隔やバランスなどが気になって、見返してしまうことがあるはずです。

しかし、文字の流れを止めてしまうと、逆にまとまりが悪くなってしまうことがあります。文字を書きだしたら、そのまま書き進めていきましょう。

道具だけ揃えて満足する

カリグラフィーを始めるときに、道具だけ揃えて満足して終わってしまう人がいますが、それではもったいないです!カリグラフィーを書いてみようと思って買った訳なので、しっかり練習していきましょう。

一冊タイプではなく、テキストと練習ドリルが別のものを選ぶ

・見ながら練習するため

カリグラフィーの本は、テキストと練習ドリルが別のものを選んでください。慣れていない書き始めの頃は、見ながら練習したり、コピーを取って何度も練習したりするのに、練習ドリルが別のものを選びましょう。

カリグラフィーの難易度と費用相場

カリグラフィーを始める時に気になるのが、カリグラフィーの難易度と費用相場ではないでしょうか?どのくらいの難しさなのかは、個人差があるので始めてみないことにはわかりません。また、費用相場は、どんな習得方法を選ぶか?あるいは、どの程度のレベルを目指すのかによって大きく変わってくるでしょう。

書体によって難易度も異なる

カリグラフィーには、さまざまな種類の書体があります。初心者は簡単な書体から始めてみましょう。

・練習を重ねていくことが大切

カリグラフィーの基本の書体から練習をしていきましょう。日々コツコツと練習していくことで上達していきます。

費用相場

カリグラフィーを始める時に気になるのが費用相場でしょう。どのような方法で習得していくかによって金額はかなり違うでしょう。

・独学の場合

独学の場合は、本と必要な道具3セットを購入するだけで始めることができます。カリグラフィーの本は、1000円くらいからあるので、2000~3000円もあれば始められるでしょう。

・通信講座の場合

通信講座の場合は、どの講座を選ぶかによって金額が変わってきますが、おおよそ6万円~8万円になるでしょう。

・スクールに通った場合

スクールの場合、体験などで3000円くらい、講座を受講して6万円くらい~が多いでしょう。受講する内容、レベルによって大きく異なります。

初心者におすすめの学び方は?

カリグラフィーには、独学・通信講座・スクールなど学び方に違いがあります。初心者にはどの方法がいいのかを見ていきましょう。

独学

・費用が安い

とにかく安くカリグラフィーを始めたいというのなら、独学がおすすめです。通信講座やスクールに比べると大きな差が出るでしょう。

・時間の調整が難しいひとにおすすめ

仕事で働きに出ているような忙しい人には、独学がおすすめです。時間がなかなか取れないのなら、独学でカリグラフィーを初めてみましょう。

通信講座

・プロの指導を受けられつつ時間と費用も節約できる

通信講座は、少し費用がかかりますが、プロ視点からの指導が受けられます。自宅などで学べるので、時間も費用も節約できるのがいいですね。

スクール

・手取り足取り教えてくれる

プロである講師から直接指導してもらえるのが何より利点です。初めてだとわかりにくいペンの角度や動かし方など、手取り足取り教えてもらえるのが嬉しいです。

・早く上達したい人におすすめ

講師の指導をじかに見て覚えていけるので上達も早いでしょう。同じ仲間とカリグラフィーについて語りあえるので、疑問点もすぐに解決できるでしょう。

まとめ初心者におすすめ!早く上達するカリグラフィーのやり方とは?

カリグラフィーを始めるには、ペンとインクと紙だけで十分です。カリグラフィーの基礎と知識を学び、毎日コツコツ練習することが上達への近道です。

また、カリグラフィーを学ぶ方法には、独学・通信講座・スクールなどがあります。

費用や時間などを考慮して、自分に一番適した方法で学んでいきましょう。

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