美しいアート文字のカリグラフィーに魅了されて、書いてみたいと思う人が最近増えています。
そんなカリグラフィーを学ぶには、教室、通信教育、独学など、いくつかの方法がありますが、自分に合った方法がどれなのかをよく考えて選択することが大切です。
例えば、いくつかの作品を書いてみたいだけなのか?それとも、インストラクターの資格を習得して人に教えていきたいのか?どのような目的で、カリグラフィーを学ぶかということも、上手くなるには必要なことです。
今回は、カリグラフィーを独学で学ぶ方法について詳しくご紹介していきましょう。
カリグラフィーを学ぶのに教室に通う場合は、1回のレッスンで一般的に3,000円~5,000円程度かかります。同じ趣味の仲間と一緒にレッスンが受けられて、じかに講師から指導を受けることができます。
自分のペースで、カリグラフィーの資格を取りたいと思う人は、通信講座を受講するのがいいでしょう。コツコツと自分で習得できる人や近くに教室がない人にも向いているやり方だと言えるでしょう。
独学で習得するには、本を購入して習得することができます。きれいだけど難しそうなカリグラフィーの書体集などは画材屋などで購入できます。カリグラフィーフォントもネットを使えば無料でダウンロードできるものもあります。
カリグラフィーを独学で学ぶときのメリットには、費用を抑えることができることと自分のペースで学んでいくことができます。
・費用を抑えられる
独学で学ぶときのメリットは、何といっても高いお金をかけずに最小限で出費を抑えられるという点でしょう。独学以外の方法では、それなりの費用がかかります。
・自分のペース(時間)で行なえる
自宅にいながら空き時間で、カリグラフィーを学ぶことができるので、とても効率がいいと言えるでしょう。忙しい家事の合間や一日の終わりの落ち着ける時間など、自分の好きな時間やペースで学ぶことができます。
カリグラフィーを独学で学ぶには、初めてなのでわからないことも多いはずです。実際に講師から習うより時間がかかったり、実演を見ることができないので、細かいところなどがわかりづらかったりするのがデメリットになるでしょう。
・習得するには実際に教えてもらった方が早い
カリグラフィーは、実際に教えてもらった方が、わかりやすいので早く上達します。自分で試行錯誤を繰り返すよりも、正しい書き方をしっかりと教えてもらう方が早いと言えるでしょう。
・実演をみられない
独学は自分で学んでいくので、講師などからの指導を受けることはできません。目の前でカリグラフィーの実演を見ることはできないのです。
<角度や力加減などが分かりづらい>
目の前で講師の実演を見ることができないので、カリグラフィーの文字の角度やペンの力加減などが分かりづらいです。また、分からないことがあっても聞いたりすることができません。
カリグラフィーを始めるのに、まずは必要最低限の道具をそろえることです。ペンとインクと紙を自分に合ったものを選び使ってみましょう。
実際にカリグラフィーを書くときは、ネットで見ることができる動画や本を参考にしてみることもおすすめです。
動画は、書き方が細かく分かり、丁寧な解説がついているものだといいでしょう。本でも初心者向けの丁寧で分かりやすいものだと学ぶのが楽しくなります。
カリグラフィーには、さまざまな種類の書体があります。それら全ての書体を練習するのは時間と根気がいるでしょう。
・初心者におすすめはイタリック体
カリグラフィーで初心者におすすめの書体はイタリック体です。教室などでも最初に習うことが多く、見やすく書きやすいカリグラフィーの基本の書体だと言えます。
カリグラフィーが全く初めてというのであれば、初心者用の分かりやすい本を選びましょう。ページをパッと開いたときに、すぐ理解でき分かりやすい本がおすすめです。カリグラフィーの必要な道具や書き方が細かく書かれたもの選びましょう。
カリグラフィーは、何度も練習してきれいにスラスラかけるようになるのが理想的です。カリグラフィーの本に練習帳がついていると、コピーを取って何度でも練習することができますよね。
カリグラフィーの本に自分の書きたい文字が具体例としてのっていれば、すぐに練習することができます。美しくバランスの取れた具体例がのっているだけで嬉しいものです。自分で全体のバランスや書き出しなど、あれこれ考えずにすぐに練習にとりかかれます。
カリグラフィーに限らず、何においても同じですが、基礎からきちんと学ぶことは大切だと言えます。なんとなく自己流で練習を続けていくと、魅力的なカリグラフィーの作品にはなりにくいものです。
・ペンの持ち方や姿勢
カリグラフィーは、美しい文字を書くものです。基本的なペンの持ち方や姿勢と言ったものはとても大切で、書いた文字にもそれが現れてしまいます。正しいペンの持ち方や姿勢は、初めのうちからしっかりと身に付けておきましょう。
・ペン先の角度など
カリグラフィーの文字を書くときは、ペン先の角度などに注意が必要です。ちょっとした角度の違いが繊細な文字に現れてしまいます。見本の文字とどう違うのかを細かく分析しましょう。
カリグラフィーは見せるアート文字なので、きれいな線がひけてないと残念な作品になってしまいます。きれいな線が書けるように集中して練習に励みましょう。
カリグラフィーの文字は、何度も練習することで自然ときれいな線が書けるようになります。一度きれいに書けたから終わりという訳ではなく、何度も練習を重ねることでしっかりと身に付けておきましょう。
カリグラフィーを学ぶ方法には、教室・通信講座・独学などがあります。
ネットで動画を見たり本で学習したりすることで知識を習得するのは簡単です。独学でカリグラフィーを学ぶメリットは、費用があまりかからなく自分の好きな時間に練習ができることです。
きちんと基礎を身に付けることができれば、ドンドン素敵なカリグラフィーの作品を作っていくことができます。毎日コツコツ練習できれば、美しいカリグラフィーの作品を部屋に飾る日もそう遠くはないでしょう!
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