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レジン資格のおすすめ資格|資格のメリット・仕事内容や勉強法まで解説!

レジンアートデザイナーコラム01_01
レジン作家はレジンを用いたオリジナルの小物やアクセサリーを製作販売したり、詳しい作り方について指導したりするのが主なお仕事です。 近年はフリマアプリの存在から売り出す場は少なくなく、レジンアクセサリーを自分で作りたいとう人も増えているので、どちらの場でもレジン作家が活躍できる機会はあります。 そんなレジン作家は始めるために特別な資格は必要ありませんが、実力を証明することや信頼を得るためには資格を持っておくことが望ましいものがあります。 そこで、この記事ではレジン作家の概要や職場などを見ていきながら、活動する際に相応しい資格について紹介していきます。
目次

レジン作家の基本

レジン作家の基本
レジン作家になるために、まずはレジン作家の基本的な部分と、なぜ資格の所持が望まれるかという理由について見ていきます。

レジン作家とは

レジン作家はレジンアートやレジンアクセサリーなどの名前で呼ばれるレジンを用いた物について、オリジナルの作品を作っている人物です。
樹脂であるレジンには1つの液体を紫外線によって固める「UVレジン」と2つの液体を混ぜ合わせることで固める「エポキシレジン」の2種類があり、前者は主に薄めの物、後者は主に厚めの物を作る時に用いられます。
近年では固める際の手軽さからUVレジンが人気となっており、完成したレジンアートに金属パーツ等を組み合わせることで、アクセサリーにも応用できます。
ハンドメイドの中では特殊な道具を用いるものですが、組み合わせ次第で独創的なデザインが作成できるという利点があり、そのデザインが良いものであれば、高い値段で売買されることもありえます。

レジン作家の資格所持が望ましい理由

レジン作家は仕事としてネットショップでの販売やワークショップの講師などが主たる活動内容ですが、これらに関して始める際に特別な許可や資格は必要ではありません。
しかし、実際にレジン作家として働いていくには、資格を所持していないと困る部分が出てきます。
レジン作家としての収入を得るためには、ショップの場合はお客さんに買って貰う、ワークショップの場合は生徒として来て貰う、もしくはイベント等に呼んで貰うというように、必ず自分以外の誰かと関わる必要があります。
そんな時にレジンアクセサリーの知識や実技を証明できる資格を所持している人といない人の商品やワークショップが並んでいる場合、ほとんどの人が前者の方に信頼性を感じるものです。
作品としての出来が良くても、信用面が整っていないとレジン作家として関わる時に不利になってしまいます。
このことから、レジン作家を始めるための条件がなくても、レジンアートの作成に必要な知識や実技を証明できるような関連資格を取得しておいた方が良いと言えるのです。

レジン作家に活かせるレジンアートの知識を学ぶ方法とは?

レジン作家に活かせるレジンアートの知識を学ぶ方法とは?
レジン作家になるために、それに関連する資格取得を考える場合、資格試験を受けるまでの学習方法について決めなければいけません。 ただ、資格取得者自身の現状から学習できる場というのは限られるので、現在の生活リズムを崩さないような学習方法を選択した方が良いでしょう。

書籍・ネットから独学

レジンアートの道具や制作方法は、学校で習えるものではないため、今現在レジン作家として活動している人から情報を集めることが学習方法の一つとして考えられます。
ネットでのブログや動画配信をしている人や、自身の制作方法を書籍化している人などがおり、情報量だけで見れば非常に多いものです。
しかし、その中からレジンアート関連の資格試験に向けた情報を取り出すのは難しいものがあり、集められたとしても時間がかかってしまいます。
もちろん、レジン作家の中には独学で始めたという人もいますが、資格の取得を前提とした場合、あまり効率的な手段とは言えないものです。

教室・スクール

教室・スクールにおいてハンドメイド系の講座はメジャーであり、人気が出ているレジンアートについても多くの講座が見つけられます。
しかし、それらの講座は趣味としてレジンアートやアクセサリーを始めたい人に向けたものが多く、作成の知識は得られても、資格試験に出るような細かい部分まで学ぶには効率的ではありません。
よく探したら資格試験対策の講座もあるかもしれませんが、独学と同じく、探し当てるまでに時間がかかるところがおすすめできません。

通信講座

通信講座でもハンドメイド系の講座は数多くあり、レジンアートの関連の資格も用意されています。
こちらは教室・スクールとは違って実際の作成部分は取り扱えない場合もありますが、資格試験については資格を発行する講座と提携してテキストを作っているところもあるので、必要な知識は十分に身に付けられるようになっています。
また、通信講座の教材は冊子やネット上で見られる動画など持ち運びしながら勉強できるようになっていることが多いので、自宅で勉強できるのはもちろんのこと、普段忙しい人も隙間時間を使って勉強できます。
上記の2つが資格試験向きではないというのところもありますが、それを差し引いても使いやすい部分が多いので、特別な理由がなければ通信講座がおすすめです。

レジン作家の知識が活かせる職場や仕事内容

レジン作家としてのスキルを得た後に働ける職場として二つの候補があります。 そんな資格取得後の職場の候補とその仕事内容を見ていきます。

ネットショップ・フリマアプリでの販売

レジン作家を始めた後で最も多いのは、自身の作品を専用のネットショップに売り出したり、フリマアプリに出品することです。
ただ、最初からすぐに買い取って貰えることや、売上を大きく伸ばすことは難しいもので、レジンアートやアクセサリーを作りつつ、自分がレジン作家として活動していることをアピールする宣伝力が必要になってきます。
そのため、多くの場合はブログやSNSを用いながら、売り出しや出品を知らせて認知度を得ていくところから始めることになります。
作品についてはクオリティの高さや独創性も必要になりますが、それ以上にコンスタントに作品を出せることも購入者側としては気になる部分なので、なるべく一定のペースで作れるようになっていくと、売れっ子作家に近づけるでしょう。

ワークショップの開講

レジン作家としてのもう一つの道は先に紹介して教室・スクールにおいて、実際にレジンを用いながらアクセサリー等を作るワークショップを開くことです。
レジンは道具さえあれば場所は特に縛られないので、地域のカルチャーセンターやマンションの一室を借りたり、自宅の一部を教室にしたりと、様々な場所が候補になりえます。
ワークショップで募集をかける時は「初心者向け」や「レジンを用いたネックレス」などある程度来る人や作る物を限定しておくと、利用者としても行きやすくなるので、最初にターゲットを絞ることは重要です。
また、近年では面と向かって指導するのではなく、ネットのビデオ通話等を用いてワークショップを開く場合もあります。
その場合は道具や材料は生徒側で用意して貰う必要はありますが、場所的にワークショップへ行けない人も、用意が整えば始められるので、そこの需要を狙える可能性があります。

レジン作家はどのような人に向いているか?

レジン作家はどのような人に向いているか?
仕事としてレジン作家を始める場合、ハンドメイドが好きであることは前提になりますが、それと共に継続することが得意な人は向いていると言えます。 レジンアートやアクセサリーを売り出すために作成するとなると、様々な工夫が必要であることから、完成まで想像以上に時間がかかるものです。 そして、それが完成した後も実際に買い取られるまで時間がかかることがあることから一つの作品にかなりの労力を注ぐことになります。 もちろん、作成に慣れてきて、レジン作家として知名度が上がっていくとこれらの時間は短くできるものですが、その軌道に乗せるまでは大変な過程です。 そんな中で重要になってくるのは継続する力であり、継続によって実技の面では作業が洗練されていき、売買の面では認知に繋げられます。 作り出す物は華やかながら、仕事としては地道な部分があることは覚悟すべきですが、それが出来る人には向いていると言えるでしょう。

レジン作家の実力を証明できる資格一覧

レジン作家としての知識や実力を証明できる資格には様々な種類があり、発行する協会によって内容も少しずつ異なるものです。 そんなレジン作家関連の資格の中で、よく挙げられる3つの民間資格について見ていきます。

レジンアートデザイナー資格

レジンアートデザイナー資格は日本デザインプランナー協会(JDP)が発行しており、自分がイメージした形を実際に作成できる、そう言ったレベルのレジンアートの知識や実技を証明する資格です。
レジン作家になった後に必要な独創性の部分を証明できるので、販売やワークショップでも大いに活用できます。

受験資格 なし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 公式サイトから申込
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

UVレジンデザイナー資格

UVレジンデザイナーは日本インストラクター技術協会(JIA)が発行しており、レジンの基礎を理解した上でそれらを応用できるような知識があることを証明する資格です。
UVレジン限定にはなりますが、レジンの基礎をしっかり固めている資格として提示できます。

受験資格 なし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 公式サイトから申込
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

レジンアクセサリー資格

レジンアクセサリー資格は一般社団法人日本ハンドメイド・アクセサリー協会が発行しており、レジンアクセサリーの作成について多種多様な知識や技術を証明する資格です。
講座は限定されていますが、趣味講座と販売講座の2種類が用意されており、販売講座ではマーケティング等の知識を得ながら資格取得ができます。

受験資格 成人であること(保護者の許可があれば13歳以上も可)
受験料(受講料) 趣味講座:88,430円
販売講座:102,630円
受験申請 講座の終了で資格発行(講座は協会のホームページの申込から)
受験方法
合格基準
試験日程

レジン作家になるためにおすすめの資格とは

レジン作家になるためにおすすめの資格とは
先に紹介した3つの資格の中で敢えて1つおすすめ資格を選ぶとしたら「レジンアートデザイナー資格」です。 レジン作家としてオリジナルの作品を作成できるような知識や実技を証明できるので、作家として仕事をしていく上で、大いに助けになる資格と言えます。 また、レジンアートデザイナー資格は受験資格を特に指定していないため、自分に合った教材や講座を選んで勉強を進められるところも良い点です。
レジンアートデザイナー資格の資格詳細はこちらから!

レジンアートデザイナー資格の取得におすすめ資格講座

もしもレジンアートデザイナー資格の試験勉強の教材選びに迷っている場合は「SARAスクールジャパン」もしくは「諒設計アーキテクトラーニング」がおすすめの講座です。 その理由は二つの通信講座は、レジンアートデザイナー資格を発行する日本デザインプランナー協会より認定校の証明を受けているからです。 二つの通信講座で用意されているカリキュラムを進めることで、試験に対応した勉強ができるだけでなく、通常の受験よりも有利になる部分があります。

レジン資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンのレジンアートデザイナー資格に関連した勉強ができる講座としては、以下の2つのコースがあります。

SARA School JAPAN 基本コース プラチナコース
受講料 59,800円 79,800円
受講期間 6ヶ月(最短2ヶ月) 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
資格試験 公式サイトで各自申込 免除(課題提出のみで卒業と同時にレジンアートデザイナー資格とUVレジンデザイナー資格を取得)
認定試験受験費用 各資格10,000円(税込) 免除

内容としては、先に紹介したUVレジンデザイナー資格の試験でも使える教材とカリキュラムが含まれています(こちらの資格についても協会認定です)。
そして、プラチナコースにある特典として、卒業課題提出のみでレジンアートデザイナー資格とUVレジンデザイナー資格を取得できるというものがあり、このコースでは本来の試験の受験費用をプラスするだけで、試験が免除されるという、非常に効率的なものになっています。
ただし、レジンアートデザイナー資格のみの取得で考えると、UVレジンデザイナー資格分の受験費用を払う必要があるため、複数の資格は必要ない場合は基本コースでも十分なものです(その場合は講座とは別に認定試験に申し込む必要があります)。
受講期間は1日30分の勉強で6ヶ月が想定されていますが、勉強時間が確保できれば更に早い取得も可能で、公式の想定では最短2ヶ月取得も可能となっています。

レジンアートデザイナーW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングのレジンアートデザイナー資格に関連した勉強ができる講座としては、以下の2つのコースがあります。

諒設計アーキテクトラーニング 基本講座 スペシャル講座
受講料 59,800円
分割:3,300円×20回(初回4,276円)
79,800円
分割:3,800円×24回(初回3,891円)
受講期間 6ヶ月(最短2ヶ月) 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
資格試験 公式サイトで各自申込 免除(課題提出のみで卒業と同時にレジンアートデザイナー資格とUVレジンデザイナー資格を取得)
認定試験受験費用 各資格10,000円(税込) 免除

講座の概要としてはSARAスクールジャパンと同様になっていますが、使用される教材やカリキュラムは違うものになっています。
認定講座であることは双方変わりないので、公式サイトの情報や資料請求で確認して自分に合うと思う方を選ぶと良いでしょう。

レジン関連の資格を取得してレジン作家として活躍してみよう

レジン関連の資格を取得してレジン作家として活躍してみよう
レジンアートやアクセサリーの販売・指導を行うレジン作家は、活動を始めるときに特別な資格は必須というわけではありませんが、お客さんや生徒から信頼を得るためにもレジンアートに関わる資格を取得しておくことが望ましいと言えます。 それを踏まえて資格取得を目指すのであれば、より忙しい中でも勉強が進められ、日本デザインプランナー協会の「レジンアートデザイナー資格」に関し、基礎的な部分から着実に学べるため、専用の資格講座がおすすめです。 そして、そのレジンアートデザイナー資格は「SARAスクールジャパン」か「諒設計アーキテクトラーニング」であれば、協会認定講座として学びやすいだけでなく、試験免除などの特典を受けられるものです。 レジン作家として商品に付加価値をもたせるためや、講師として知識がある証明をしたいと考えている人は、ぜひ上記の資格と通信講座を検討してみてください。

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