「毎日仕事や家事を淡々とこなすだけでなく、何か新しいことに挑戦したり趣味に没頭したりしたい」
そんな日々の生活のなかに刺激を求めている方におすすめなのが、資格取得へのチャレンジです。
日本デザインプランナー協会では、趣味を充実させ生活をより豊かにするのに役立つ資格を数多く設けています。
本記事では、人気の高い20資格をご紹介します。
なかには仕事に活かせる専門的な知識や技術を身につけられる資格もあるため、これから副業を始めたい方や本職でのスキルアップを図りたい方も必見です!
- 1インテリアデザイナー認定試験
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- インテリアデザイナーは、お客様の希望やニーズに合った生活空間をプロデュースする仕事です。
家具・雑貨・壁紙・照明などを使い、お客様の要望や最新のトレンドなどをふまえたうえで、インテリアのデザイン・配置などを提案します。
近年、SNSやメディアでおしゃれな自宅のインテリアを公開するインフルエンサーが増えていることから、女性たちの間でインテリアに関する興味・関心が増しています。
時代やニーズに合わせた空間デザインの提案ができるインテリアデザイナーの需要は、今後ますます高まっていくでしょう。
インテリアデザインの仕事では、特に必須とされる資格はありません。
しかし、インテリアデザイナー資格を取得することで専門知識を習得でき、資格をその証として示せるため、自信をもってお客様への提案を行えるようになるでしょう。
デザイン会社や建築会社への就職を考えている場合にも、資格取得で学んだインテリアデザインの知識が役立つはずです。
また、資格取得で身につけた知識は、自宅のインテリアの購入・配置にも大いに役立ちます。
インテリアに関する知識を備えていない方でも、通信講座などで勉強することで十分に取得可能ですので、インテリアにこだわった生活を送りたい方は、ぜひ資格取得にチャレンジしてみてください。
【インテリアデザイナーに必要な知識・スキル】
・家具や照明などのインテリアに関する商品知識
・販売や技術などに関する幅広い基礎知識
・建築基準法などの関連法規の知識
・部位別の工法・インテリア工事・構造計画・構造力学の知識 など
【活躍できるフィールド】
・インテリアショップ
・住宅メーカー
・リフォーム会社
・デパート
・カルチャースクール など
- 2フラワーアレンジメントデザイナー認定試験
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- フラワーアレンジメントデザイナーは、花を使ったディスプレイをデザインし飾り付ける仕事です。
「美しい花を使ってお客様の要望を形にできる」「独創性やセンスを活かせる」「お客様の喜ぶ顔を見られる」などの点で、多くの女性から支持を得ています。
生花店で働く「フローリスト」や結婚式場・パーティー会場などを飾り付ける「フラワーアーティスト」、美術館やレストランなどの演出を手掛ける「空間ディスプレイデザイナー」など、幅広い職種でスキルを活かせるのもフラワーアレンジメントデザイナーの魅力です。
また、フラワーアレンジメントは、誕生日や記念日のプレゼントとして性別や年齢に関係なく喜ばれます。
フラワーアレンジメントデザイナーとしての知識があれば、自作のフラワーアレンジメントを制作できるだけでなく、その後の飾り方や方法なども伝えられるため、贈った相手により長く花を楽しんでもらえるでしょう。
フラワーアレンジメントに関する仕事には特に資格は必要ありませんが、基礎・応用知識を身につけた証明としてフラワーアレンジメントデザイナー資格を取得することで、お客様からのより強い信頼につながります。
【フラワーアレンジメントデザイナーに必要な知識・スキル】
・花材の見分け方
・花のケア方法
・アレンジのテクニックや応用方法 など
【活躍できるフィールド】
・フラワーショップ
・ホテル
・結婚式場
・レストラン・カフェ
・美容室・エステサロン
・インテリアデザイン会社
・カルチャースクール など
- 3空間ディスプレイデザイナー認定試験
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- 空間ディスプレイデザイナーは、屋内外の施設の空間を演出する仕事です。
「魅せ方」は、わたしたちが商品や展示物に魅力を感じる重要な要素の一つです。
施設の目的に合わせて空間デザインを考え、居心地のよい空間を作り上げる空間ディスプレイデザイナーが担う役割は、売上やリピーター率の向上に欠かせないものといえます。
空間デザインの仕事は、アパレルショップや飲食店が入っている商業施設や百貨店、美術館、展示会場など、幅広い範囲で需要があります。
身につけた知識は住空間の快適化にも活かせるため、家具の配置や照明の色選びなどを工夫して自宅のインテリアに活かすことも可能です。
空間デザインの仕事では、デザインの考案だけでなく、装飾品や家具などを作るための設計や製品に関する知識も必要となります。
資格は必須ではありませんが、空間ディスプレイデザイナー資格を取得することでお客様の要望やニーズに柔軟に対応できる知識とスキルが身につき、活躍の場を広げられるでしょう。
【空間ディスプレイデザイナーに必要な知識・スキル】
・空間の陳列の基礎・応用
・ヴィジュアルマーチャンダイジング(視覚作用を利用して他店舗との差別化を図る方法)の基礎知識
・色彩に関する知識 など
【活躍できるフィールド】
・インテリアショップ
・デザイン事務所
・アパレルショップ
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・レストラン
・カルチャースクール など
- 4キャンドルデザイナー認定試験
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- キャンドルデザイナーは、オリジナルキャンドルの製作・販売やキャンドル作りの指導を行います。
押し花やラメが施された美しいキャンドルや、炎の柔らかい灯とともに香りを楽しめるアロマキャンドルは、女性の間で人気の贈り物のひとつです。
炎には、一定に見えて実は均一ではない「1/fゆらぎ」と呼ばれるゆらめきがあり、規則的なものと不規則なものとの調和による癒し効果が得られます。
また、キャンドルを燃やすことで発生する微量の水分にはマイナスイオンが含まれているため、疲労軽減やストレス解消効果も期待できるでしょう。
アプリなどでのハンドメイド作品の販売に注目が集まっている今、本格的にキャンドル作りを学び副業に活かしたいと考える女性が増えつつあります。
キャンドルに関する専門知識を備え、さまざまな種類のキャンドル作りを指導できるキャンドルデザイナーの需要は、今後も増えていくことが予想されます。
キャンドル作りに関する書籍などは多数販売されていますが、専門家として幅広く活動したい方にはキャンドルデザイナー資格の取得がおすすめです。
通信講座を利用することで仕事や家事の合間に勉強しながら無理なく取得できますので、キャンドル作り未経験の方もぜひチャレンジしてみてください。
【キャンドルアーティストに必要な知識・スキル】
・キャンドル作りの基本・技法
・色や演出に関する知識
・各種キャンドルの特徴に関する知識
・オリジナルキャンドルの制作方法 など
【活躍できるフィールド】
・ハンドメイド作品販売
・インテリアショップ
・ワークショップ など
- 5レジンアートデザイナー認定試験
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- レジンアートとは、樹脂(レジン)に着色したり好きなパーツを埋め込んだりした後にUVライトで硬化させ、アクセサリーや小物を作るアートのことです。
材料は100円均一などで手軽に調達でき、大掛かりな機材も必要ないことから、気軽にハンドメイド作品作りを楽しめるとして女性の間で注目が集まっています。
また、アクセサリーだけでなく子ども向けの工作にも使えることから、ご自宅でお子様と簡単なおもちゃ作りを楽しみたい子育て世代からも人気を得ています。
レジンアートデザイナーになることで、完成度や満足度の高いレジンアクセサリーを作れるだけでなく、手作りアクセサリー教室の講師をすることも可能です。
また、副業としてハンドメイド作品を販売したい方や、アクセサリー作家として活動の幅を広げたい方にも、レジンアートデザイナーとしての知識やスキルは大いに役立つでしょう。
レジンは、初心者の方でも取り組みやすいアートですが、思い通りのデザインに仕上げるためには基本的な知識やスキルを身につけることが大切です。
レジンアートデザイナー資格を取得することで、よりレベルの高い作品を仕上げられるようになり、販売や講師活動も加速させられるでしょう。
【レジンアートデザイナーに必要な知識・スキル】
・UVレジンの扱い方
・UVレジンの基本テクニック
・シリコン型を使った基本テクニック など
【活躍できるフィールド】
・ハンドメイド作品販売
・カルチャースクール など
- 6ハンドメイドマイスター認定試験
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- ハンドメイドマイスターは、裁縫や編み物などの手芸作品の製作・販売、展示会の開催、講師活動などを行う仕事です。
近年、ハンドメイド作品を中心に取り扱うECサイトの登場や、フリーマーケットやイベントの開催により、ハンドメイド市場が拡大しています。
これにより、副業としてハンドメイド作家を目指す女性も増えており、ハンドメイドマイスターの活躍の場も増え続けています。
これまで趣味として編み物や手縫いの小物作りを楽しんでいた方にとって、身につけたスキルを仕事として活かせるチャンスが広がったといえるでしょう。
完成度が高く魅力的な作品を生み出すためには、使用する各素材の特徴や使用方法などの知識やスキルを身につける必要があります。
ハンドメイドマイスター資格は創作スキルの証明になり、作品販売の際に有利になる可能性もあるため、取得して損はないでしょう。
趣味のブラッシュアップにも活用できますので、スキルを上げたい方は取得してみてはいかがでしょうか?
【ハンドメイドマイスターに必要な知識・スキル】
・手縫いのステッチ方法
・かぎ針の使用方法
・紅茶染めの手順や注意点 など
【活躍できるフィールド】
・ハンドメイド作品販売
・手芸教室 など
- 7ファッションデザイナー認定試験
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- ファッションデザイナーは、服や服飾小物の企画やデザインをする仕事です。
SNSなどで毎日のファッションコーディネートを公開し、一般の方でも何十万人ものファンを獲得できるようになった現代。
ファッションに関する情報が多く得られることで、逆に流行のみに左右され、自分に似合う洋服や小物選びに悩まれる方が増えています。
「自分を表現し、最大限輝かせる」ことが、ファッションの本来の目的です。
さまざまなコーディネートを日々チェックできるようになり、ファッションに関する興味関心がますます高まっている今、コーディネートの専門的知識を身につけたファッションデザイナーの需要は、今後も広がり続けることが予想されます。
ファッションデザイナーの仕事は、コーディネートの提案や新商品のデザイン、ファッションショーに出展する衣装の作成、古着のアレンジなど多岐に渡ります。
初心者の方でも、ファッションデザイナー資格の取得などによって基礎からじっくり学ぶことで、これらの仕事に活かせる知識やスキルを身につけることが可能です。
もちろん、ファッションデザインの知識は自分や家族のコーディネートにも活かせます。
「服選びに悩みがち」「購入したアイテムをうまく組み合わせられない」といった方は、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?
【ファッションデザイナーに必要な知識・スキル】
・ファッションの名称や種類
・ファッションに関連する用語
・機能面やデザインに関する知識 など
【活躍できるフィールド】
・アパレルメーカー
・衣料品メーカー
・デザイナー事務所 など
- 8ビーズアクセサリーデザイナー認定試験
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- ビーズアクセサリーデザイナーは、ビーズアクセサリーのデザイン・製作・販売、手作りアクセサリー教室の講師などを行う仕事です。
編み方やパーツの組み合わせ方によりさまざまなデザインの作品を作れることで、女性に人気のビーズアクセサリー作り。
自分用やプレゼント用に制作するのはもちろん、近年では副業としてハンドメイドのビーズアクセサリーをEC販売する方も増えています。
また、一般的なガラス製のビーズ以外に天然石を使用したパーツもあり、スピリチュアルに関心のある女性たちからも注目されています。
ビーズアクセサリーの制作・販売に必須の資格はありませんが、パーツをセンス良く配置したり要望に合ったデザインのアクセサリーを作ったりするには、専門知識やスキルが必要です。
ビーズアクセサリーデザイナーの資格を取得することでスキルが身につき、趣味として楽しむ場合でも、完成度の高い作品を作れるようになるでしょう。
【ビーズアクセサリーデザイナーに必要な知識・スキル】
・ビーズステッチのテクニック
・天然石の種類や見分け方の知識
・ビーズアクセサリーの販売に関する知識 など
【活躍できるフィールド】
・ハンドメイド作品販売
・セレクトショップ
・カルチャースクール など
- 9カリグラフィーデザイナー認定試験
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- カリグラフィーとは、専用のペンを使用し文字をおしゃれに美しく見せるための手法を指します。
レストランのメニューや結婚式のウェルカムボードなど、人目を引く場所の多くにカリグラフィーの技術が使われているため、誰しも一度は目にしたことがあるはずです。
カリグラフィーはギリシャ語で「美しい書き物」を意味し、西洋や中東の文化として浸透しています。
ルーツは、2000年以上前のローマ時代の碑文とされています。
日本や中国の書道が読みやすい文字を目指すのに対して、カリグラフィーは文字の美しさや芸術性に重きを置いている点が特徴といえるでしょう。
おしゃれなメッセージカードの作成やDIY作品への装飾にカリグラフィーの技術を身につけたいと考える女性が増えている今、専門知識やスキルを備えたカリグラフィーデザイナーの需要も高まっています。
カリグラフィーに関する仕事で必須の資格はありませんが、専用のペンを使って書く技術や教える際に必要な専門知識を身につけるには、カリグラフィーデザイナー資格の取得がおすすめです。
商品やパッケージのデザインに関わる仕事や結婚式場、レストランなどの演出担当、講師活動など、幅広く活躍の機会が得られるため、これから新たなスキルを身につけ副業に活かしたい方は、取得を目指してみてはいかがでしょうか?
【カリグラフィーデザイナーに必要な知識・スキル】
・カリグラフィーに関する用語
・書体の種類 など
【活躍できるフィールド】
・デザイン会社
・結婚式場
・カフェ・レストラン
・カルチャースクール など
- 10POP広告デザイナー認定試験
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- POP広告デザイナーは、商品の情報提示や店内の活気作り、お客様とのコミュニケーションに欠かせない店内POPのデザインを行ったり、効果的なデザインを提案したりする仕事です。
POPには、商品名や強み、お得なポイント、価格など、購買意欲につながる情報が詰め込まれています。
また、多くのお客様の購買行動に大きな影響を与えるPOPは、お店のプロモーション戦略の一端を担っているともいえます。
しかし、情報が多すぎたり逆に足りなかったり、あるいはデザインが悪くお客様の目にとまらないPOPでは、本来の役目を果たせません。
実店舗を構えるスーパーやアパレルショップ、カフェなどにおいて、POPは不可欠です。
作成にはデザインに関する知識やレイアウトや配色のスキルが重要となるため、専門知識を有するPOP広告デザイナーの需要は至る所に存在します。
また、幼稚園や保育園、小学校の掲示物作成にも活かせるため、女性にとって非常に役立つ資格といえるでしょう。
センスが必要と思われがちなPOP広告デザインですが、POP広告デザイナー資格の取得を通して、仕事に活かせる基礎知識やスキルを身につけることが十分可能です。
【POP広告デザイナーに必要な知識・スキル】
・ビジネスデザインの制作手順
・パッケージデザイン
・CGイラストのデザイン など
【活躍できるフィールド】
・デザイン会社
・広告会社
・カフェ
・教育現場 など