受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料 | 1万円(税込) |
受験申請 | インターネット |
受験方法 | 在宅 |
試験日程 | 偶数月開催予定 |
合格実績 | 70%以上 |
出典:日本デザインプランナー協会/鉛筆デッサンマスター® |
鉛筆デッサンマスター®認定試験は、日本デザインプランナー協会(JDP)が主催しています。
デッサンの理論や技術を理解し、さまざまな対象を描く技法をマスターした人に与えられる資格です。
鉛筆デッサンマスター®認定試験では、以下の知識が必要です。
・デッサンの基礎
・デッサンの用具、材料
・デッサンの基本要素
・支持体(デッサン用紙)
・デッサンの技法
・基本モチーフ
・調子と質感
・描く位置と姿勢 など
鉛筆デッサンマスター®は取得することで基礎画力を磨けるため、絵を描くコツや技法を習得したい方におすすめの資格です。
資格取得後は覚えた知識を講師として伝えることもできるため、仕事にも活かせるでしょう。
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料 | 1万円(税込) |
受験申請 | インターネット |
受験方法 | 在宅 |
試験日程 | 偶数月開催予定 |
合格実績 | 70%以上 |
出典:日本インストラクター技術協会/絵画インストラクター |
絵画インストラクター資格検定試験は、日本インストラクター技術協会(JIA)が主催しています。
デッサン、スケッチのさまざまな技法や道具の正しい使い方などの専門知識、技巧を持つ人が認定される資格です。
絵画インストラクター資格検定試験では、以下の知識が必要です。
・デッサンの基礎知識
・デッサンの用具、材料
・デッサンの基本要素
・形色の調子(トーン)と質感
・明暗、陰影、立体感
・鉛筆の種類、木炭の使い方・技法
・描く位置と姿勢
・デッサンの技法 など
絵画インストラクター取得後は講師として活動できるため、絵画教室やセミナーを開催することができます。
美術検定®は、美術に関する歴史や作品・作家について深く知れる資格です。
鉛筆デッサン資格と一緒に取得することで、より美術的な背景を知ったうえで趣味・仕事として絵を描くことを楽しめるでしょう。
4・3・2・1級の4つに分かれていますが1級を受けるには2級に合格する必要があるため、今回は誰でも受けられる4・3・2級のご紹介をしていきます。
4級 | 3級 | 2級 | |
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受験資格 | 特になし | ||
受験料(税込) | 3,970円 | 6,110円 | 7,950円 |
受験申請 | インターネット | ||
受験方法 | 在宅(オンライン試験) | ||
試験日程 | 通年実施 | 不定期 ※ホームページにて要確認 | |
出典:一般社団法人美術検定協会/美術検定® |
美術検定®は、一般社団法人美術検定協会が主催しています。
4〜2級の位置付けは以下の通りです。
4級<アートを楽しむ>
西洋美術・日本美術の基礎知識として、代表的な作品や作家を知る。
3級<アートの歴史を知る>
西洋美術・日本美術の基礎知識に加え、動向や形式など美術史に関わる概念を理解し、歴史的な流れを知る。
2級<アートの知見を広げる>
美術に関する幅広い知識を持ち、美術史に関わる様々な概念を理解する。また美術鑑賞の場の役割や現状を理解する。
引用:美術検定〜出題範囲/参考書籍〜(https://www.bijutsukentei.com/coverage)
美術検定®は、受験する級によってアートについて知れる知識の深さが変わってきます。
ただ楽しみたいのか、仕事にも活かしたいのかをしっかり考えて、受験する級を選びましょう。
パースとは「パースペクティブ」の略語で、主に完成予想図に使われる透視図のことを指します。
パース検定では、ものの形や空間をイメージして立体的に描写するスキルが身につくため、鉛筆デッサン資格と一緒に取得することで、より高いデッサン力を身につけられるでしょう。
パース検定は、3・2・1級に分けられています。
どの級も受験資格は特にいらないため誰でも受験可能ですが、1級と他の級を同時受験することはできません。
3級 | 2級 | 1級 | |
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受験資格 | 特になし | ||
受験料 | 3,500円 | 5,000円 | 1万円 |
資格認定登録料 | 8,000円 (学生4,000円) ※更新なし |
1万円 (学生5,000円) ※更新なし |
1万2,000円 (学生6,000円) ※更新あり(5年間) |
受験申請 | インターネット・FAX・郵送 | ||
受験方法 | 会場(東京・大阪) | ||
試験日程 | 不定期 ※ホームページにて要確認 | ||
出典:一般社団法人日本パーステック協会/パース検定 |
パース検定は、一般社団法人日本パーステック協会が主催しています。
パース技術の普及と理解を促すことを目的とした検定です。
パース検定での各級に必要な知識・レベルは、以下の通りです。
【パース検定3級】
・基礎的な図形や立体
・陰を付けた立体表現
・家具を1消点パースで描ける
・簡単な部屋の1消点パースが描ける
【パース検定2級】
・複雑な図形や立体
・陰影を付けた立体表現
・家具を2消点パースで描ける
・複雑な部屋の1消点パースや、簡単な外観の2消点パースが描ける
【パース検定1級】
・複雑な部屋・建物の外観の2消点パースが描ける
・陰影や材質感を正確に表現した着色パース
パース検定はオンライン検定ではなく、東京・大阪いずれかの会場に行って試験を受ける必要があるため、若干ハードルが高い資格かもしれません。しかしながら立体感をより正確に表現できたり、建築・インテリア業界で使われるパースを書けるようになったりなど、仕事にも活かせる技術を学べる有益な資格です。
絵を描くことが趣味の方は、資格取得によって画力がアップし、より絵を描くことを楽しめるようになるでしょう。
独学で絵画を始めたがなかなか上達せず悩んでいた方も、資格を通して知識・技術を身につけることでみるみるうちに上達するかもしれません。
鉛筆デッサン資格は基礎画力を習得できるため、あらゆるジャンルの絵画に技術を活かせます。
今まで描いたことのないジャンルにも挑戦でき、趣味の幅が広がるのではないでしょうか。
美術大学や芸術大学などに進学を考えている方、またはすでに通っている方でデッサンの勉強を始める方もいます。
美術や絵画の勉強のためにデッサンについて学ぶことは、今後のプラス要素となるでしょう。
むしろスキルアップのために資格を取得し、絵画の基礎知識・技術を身につけることは、今後美術関連で活躍するためにとても大切です。
鉛筆デッサン資格は、美術関連の未来を目指す人にもおすすめできる資格といえます。
鉛筆デッサン資格は絵を描く人にしか役立たないと思う方もいるかもしれませんが、他にもさまざまな仕事に役立ちます。
絵を扱う仕事の方が画力を極めることはもちろんですが、建設関連の職種などにも需要があるのです。
この章では、デッサン力を活かせる仕事をご紹介します。
自身がスキルアップすることで活動の幅が広がり、キャリアアップにつながることもあるでしょう。
デザイナーにデッサン力は必要なの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかしデザイナーにもさまざまな仕事があり、ちょっとしたイラストを描いたりする場面は意外と多いのです。
絵の上手さというよりも、観察力や構造・空間認知力などのスキルが役に立ち、これらのスキルはデッサン力に含まれます。
デザイナーにデッサン力が必須というわけではありません。
しかし鉛筆デッサン資格があることでより高い感度で対象を観察したり、デザインするものをより具体的イメージしたりと、仕事の質の向上につながります。
デザイナーは、鉛筆デッサン資格を取得していて損はない職業といえるでしょう。
鉛筆デッサン資格は、コンピューターを使ってイラストを描くイラストレーターという職にも活かせます。
「コンピューターを使うのに、デッサン力は必要ないだろう」という意見もあります。
しかし今までにもお伝えした通り、デッサン力は「絵の基本」です。
手描きでもデジタルでも、イラストを作り上げる際にはさまざまなスキルが必要です。
鉛筆デッサン資格で基本的なデッサン力を身につけることで、より高い技術のイラストを作れるようになり、あらゆるジャンルで活躍できるでしょう。
将来イラストレーターや漫画家などの職に就きたい方は、鉛筆デッサン資格で基本のデッサン力を磨いてみてはいかがでしょうか。
少し意外かもしれませんが、建築関連職種にも鉛筆デッサン資格は活かせます。
実は建築家や設計士では、デッサン力はとても重要な要素とされています。
建築学科の試験に「デッサン」があるほどです。
建築家に絵の上手い下手は関係ないと思われがちですが、建築物を考案する際、はじめにすることがイメージをデッサンする作業です。
この作業には、頭の中にある建築物のイメージを実際に形にしていくスキルが問われます。
そのスキルを身につけるためには、デッサンを学ぶことが効率的といわれているのです。
建築関係の職種で働きたい方は、ぜひ鉛筆デッサン資格に挑戦してみてください。
子どもを保育する保育士という職にも鉛筆デッサン資格が活かせます。
保育士になるための実技試験のひとつに「造形」があるのですが、これは出題の内容にそって情景を描くという試験で、絵の上手さではなく、子どもに絵で分かりやすく意図を伝えるという点が評価される試験です。
鉛筆デッサン資格を取得することで絵による表現力を習得できるため、保育士の試験対策に有効となるのです。
またデッサン力があれば、その後の実務にも活用できます。
保育士を目指す方は、保育士免許取得の試験対策や子どもとのコミュニケーション力を上げるツールとして、鉛筆デッサン資格を検討してみてはいかがでしょうか。
まずは、書籍やインターネットを使用した独学です。
独学で画力を上げることは可能ですが、講師に直接教えてもらえないため、指導や評価してもらえないというデメリットがあります。
また、やみくもに勉強しても効果は得られにくいため、上達のポイントや絵画の基礎知識を理解したうえで、学習する必要があります。
そのため独学は、ある程度美術の知識がある方や、自分のペースで勉強したい方に向いている方法です。
次は、絵画教室やスクールに通いながら資格取得を目指す方法です。
講師がいるためいつでも質問でき、その都度アドバイスや評価をもらえます。
また、教室に通っている他の人の様子が分かるため、互いのモチベーションアップにつながる点もメリットといえるでしょう。
一方で、独学よりもお金がかかり、時間に拘束されるなどのデメリットがあります。
さらに、教室によって指導の質や方法などが異なるため、自分の描きたい絵が描けないこともあるかもしれません。
自分に合った絵画教室やスクールを探すことが、資格取得のポイントとなるでしょう。
最後は、通信講座を利用する方法です。
通信講座では各資格に特化した内容のカリキュラムが用意されており、自宅での学習が可能です。
資格に合わせて専用のテキストが用意されているほか、プロの添削指導も受けられるため、必要な知識を効率よく身につけられます。
その中でもおすすめの通信講座が、「SARAスクールジャパン」です。
プラチナコースでは「鉛筆デッサンマスター®」「絵画インストラクター」を同時取得できます。
各コースの概要を表にまとめました。
基本コース | プラチナコース | |
---|---|---|
受講料 | 5万9,800円 | 7万9,800円 |
期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
資格試験 | 自身で申し込み | 免除(課題提出のみ) |
資格試験受験料 | 各資格1万円(税込) | 免除 |
出典:SARAスクールジャパン |
基本コースは初期費用を抑えられますが、資格試験の申し込みは自身で行い、試験費用も別途必要です。
プラチナコースは、受講の際に課題を提出することで、卒業時に資格が認定授与されます。
資格試験も試験費用も必要ありません。
短期間で確実に資格を取得したい方におすすめのコースです。
自宅で効率的に学習を進めたい方は、ぜひ通信講座を利用しましょう。
絵を描くことが好きな方や、デッサンを描く仕事をしている方は多くいらっしゃるでしょう。しかし、独学で絵を描くスキルを上達させるのは、なかなか難しいことです。そこでおすすめしたいのが...